山口啓太
警察や消防の緊急車両が集まるイベント「あつまれ! はたらくくるま大集合」が3日、東京都千代田区神田淡路町2丁目のワテラス広場であった。年末にかけ飲酒機会が増え、交通事故の件数が増える傾向にあり、警視庁神田署が交通安全への関心を高めようと企画した。
展示されたのはパトカーや白バイ、消防車、レッカー車両など。多くの家族連れらが訪れて体験乗車したり、記念写真を撮ったりして楽しんだ。交通安全教室もあり、同署員らが「お酒を飲んだら自転車も乗ってはダメです」などと交通ルールを説明した。
時速5キロで車が衝突事故を起こした際の衝撃を体験できるコーナーも設置。参加した小学6年の岡村紗帆さん(12)は「5キロなのにとても速くて、『ドン』とぶつかった感じがあって怖かった。シートベルトをつけようという気になった」と話した。(山口啓太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル